SPACE



本ページは、自宅(集合住宅のバルコニー脇)から撮影した写真のいくつかを紹介したいと思います。もともと、シュミットカセグレイン鏡は写真には適しているとは言えないのですが、対象や方法によっては個人で楽しむ程度には十分な能力があります。まだまだ、プロに近いマニアの方には到底及びませんが、初めて写真を撮ってみようかなどと思っている方の参考になればと思いますので、機材などについても紹介したいと思います。
また、彗星や流星などのページに乗せている写真も自宅や自宅近くで撮影したものです。 1999年には他の望遠鏡での撮影もトライしてみようと考えています。

惑星写真

今年は火星大接近の年ですね。しかし、この夏ななかなか良い天気に恵まれず、写真を撮るには最悪な状態が続いています。

左の写真は、自宅から撮った火星の写真です。



左の写真は、自宅から撮った木星です。130万(上)、300万画素のデジタルカメラでで撮ったものです。コンポジットしていなくても、 この程度には写ります。シーイングなど条件がいいと結構見られそうです。
この写真はデジタルカメラで撮ったものを、コンポジットしました。ビデオよりは圧倒的に良好な結果でした。 ただし、よほどシーイングのよい日でないと、模様や輪は揺らぎの為にボケてしまいがちです。
この写真は、デジタルビデオで撮ったものを、12コマほどコンポジットしたものです。もう少しはっきりすると良いのですが、 ビデオの解像度、千葉という場所、シーイングを考えるとこんなものでしょうか? 解像度を考えると30コマくらい位コンポジットしないといけないようです。 今のところ、画像のマッチングが十分にできていません。


望遠鏡へのビデオの撮りつけはミザールのビデオアストロプレートを使っています。 ビデオはパナソニックのデジタルビデオ(NV-DS5)です。惑星を取る場合、対象の明るさを適正に設定しないと模様がきれいに取れないので、 倍率をある程度上げて、あとはビデオのズームで調整しています。 ズームでの拡大は解像度や光量の関係もあり、使えて5倍までが適正のようです。
下の写真ではビデオは天頂ミラーをつけている関係で横向きに撮りつけられていますが、この方がバランスが良いようです。 観測時にはビデオの液晶をパネルをオープンにして少し離れた所から見ているのも楽しいものです。 もう少し怠けるのであれば、ビデオから出力端子経由で手元のモニターでも楽しめます。 デジタルビデオの操作はワイアレスリモコンカードで、赤道儀の操作はスカイセンサー2000PCを通して ノートパソコンでコントロールということも可能です。 ただし、ビデオのズームの操作がリモコンカードからできないのが唯一の欠点です。 反面、ビデオのフォトショットモード(デジカメ)の代替として使う場合、シャッターをリモコンカードから切れるので、大変便利です。
CCDカメラがを持ってない人には結構いいんではないでしょうか?

M42

構図はよくありませんが、私が自宅から撮ったM42です。 トラペジウム(この写真ではよくえませんが・・)は中心にある四重星ですが、約300個の星からなる星団の一部です。 星雲や銀河については、良い写真を撮りたいとか、もっとよく見てみたいという楽しみ方もありますが、 この星の揺りかごと呼ばれるM42をみると、それとは別に不思議な気持ちになります。 星の誕生は、人類の時間の単位に比べればはるかに長い時間のかかるものなのでしょうが、 一度見てみたいものだという気持ちになります。星の一生に関する資料は色々ありますが、 個々の星や銀河がたどる一生は我々が知っている科学的な知識以上に、それぞれ数奇なものなんだろうなとも思います。


星雲などをカメラで直焦点撮影する場合は、通常レデューサーでf=6.4にして、オフアキシスガイダーをつけてガイドしてます。 ただ千葉あたりでは空のバックグランドは相当明るく長時間のガイドは無駄ともいえます。 こういう意味では冷却CCDカメラにはかないません。 しかし、適当に感度の高いフィルムを使って、できるだけ短い時間でノータッチガイドに近い状態で撮れば結構撮れるものです。 ガイド鏡はむしろセッティングや他の要因による狂いを調整するために活用しています。


部分日食

97年3月9日はモンゴルからシベリアにかけて皆既日食が観察されました。このときモンゴルでは、皆既日食とヘールボップ彗星の同時に見られたようです。 一方、東京、千葉では写真のような部分日食が観察されました。

自宅ベランダからの部分日食です。97/3/9



cosmic toaster