自動車の歴史 Part1-4
自動車の歴史 Part1
1)自動車の起源
ニコラス・キューニョー
蒸気自動車
2)自動車輸送の問題
レッドフラグ法
3)自転車
内燃機関エンジン
4)マルコス
エンジンの進化
5)空気タイヤ
燃料

発展期 Part2
1885-1918
ヨーロッパ大陸
1)ダイムラー:
最初のモーターバイク
ダイムラーとベンツ

2)ベンツ:最初の車1
3)ベンツ:最初の車2
4)マイバッハとメルセデス
5)フランスの自動車
6)電気自動車
アメリカ合衆国
7)歓迎される自動車
アメリカの開拓者達
8)ヘンリー・フォード
Tモデルと大量生産

英国
9)自動車時代への参加
パイオニア
Vauxhall
10)英国社会と自動車
11)ロールス・ロイス
オースチン
ウィリアム・モリス

12)登録とライセンス


自動車の歴史 Part3
自動車の歴史 Part4

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【シーグフライド・マルコス(Siegfried Marcus)】
1864年オーストリアの首都ウィーンで働いていたドイツの技術者シーグフライド・マルコスは4輪の木製のカートの後ろにガスエンジンをつけた。彼の馬なし馬車は、エンジンが壊れるまで市内を10kmほど走った。 マルコスはその後10年ほど別のプロジェクトに加わって過ごしたため、1874年まで次の車を設計することはなかった。
この時設計された自動車は木製の荷台に鉄製のリム車輪を持つもので、マルコスはこれにRochasタイプの4ストロークエンジンを取り付けた。これは大変よく動いたが、その騒音に対する一般の不満が大きく警官の介入さえ招いた。マルコスは失意のため、馬なし車から据え付けエンジンを含む他のプロジェクトに方向転換を図った。おそらく、マルコスが一般的に自動車の父として考えられないのは、この忍耐不足によるものと思われる。
【エンジンの進化】
ルノアールとローカスのエンジンは商業的には決して成功しなかったが、ニコラス・オトー博士によって作られたものは成功を収めた。ドイツのCologne近くの小さな町Deutzのエンジニアであるオトーは、ローカス等の原理を使って現在の自動車エンジンのプロットタイプとなるエンジンを組み立てた。このエンジンはシリンダー内でガスを圧縮するもので、ピストンは大変早く、静かにかつスムースに動いたため、サイレント・オトーとして知られるようになった。 彼はローカスが訴訟を起こしてオトーの特許の無効にするまでの間に、多くのエンジンを売った。
1882年にドイツの技術者ルドルフ・ディーゼルはスパークによらずに、シリンダー内に燃料を噴射した瞬間に点火するに十分な程、熱くなるように圧縮することによって動くエンジンを設計した。この「ディーゼル」、「重油エンジン」は内燃機関では、最もパワフルで安く動き、後年になって商業輸送の発展において重要な役割を果たすことになったが、エンジンを強くする必要があったために、非常に重くなり、当時としては一般の自動車には適していなかった。

トヨタ博物館探訪